【シルクスクリーン】『温泉ペンギン 五色の岩』シリアルナンバー・直筆サイン入り
オンラインで品切れになった場合でも、ミュージアムショップでの販売は継続している可能性があります。詳しくは和多屋別荘にご確認ください。
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【作品紹介】
[ペンギンミュージアム]開館記念作品
『温泉ペンギン 五色の岩』
刷上がりまでに要する時間やコスト、その他さまざまな要因でこれまで実現することのなかった多色刷シルクスクリーン(さかざき作品では初の8色使用。通常は2~3色です)が完成しました。
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[ペンギンミュージアム]について
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嬉野温泉 和多屋別荘敷地内に完成した、小さな小さな初の常設展示会場。『ペンギンアパートメント』で描き下ろされた500点の原画を、季節ごと、テーマごとに入れ替えながら企画展を開催し続けていきます。
記念すべき第一回めのテーマは『はじめのいっぽ』。新たなスタートラインに立つペンギンや、仲間と一緒に歩き出すペンギンなど、ここからはじまる未来を想起させてくれる100点と、新作『温泉ペンギン 五色の岩』を展示。
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シルクスクリーンについて
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色ごとにひとつの版をつくり、1色刷ったら乾燥させ、乾ききったたら、別の色を刷ってまた乾燥させる……これを何度も何度も繰り返し、ひとつの作品を完成させる技法。今回も美術印刷職人の小林史枝さんによって、ペンギンのイラストは0.01ミリ単位で加工製版され、ほとんどズレやムラのない美しい仕上がりに。
高性能プリンターの普及により、近年ではほとんど制作されることのなくなったシルクスクリーン。インクの調合から、製版、刷版、乾燥、断裁までの全工程が、人の手を必要とする美術印刷。他に類を見ない美しい仕上がりを、ぜひ実際にご覧ください。
【仕様】
*100部限定 シルクスクリーン作品
*8色展開[金・ペンギンブラック・五色岩の5色・嬉野温泉ブルー]
【サイズ】
*作品の大きさ:25×25cm(額の大きさ:30×30cm)
【注意事項】
*直筆サイン&シリアルナンバー入り(シリアルナンバーはお選びいただけません)
*おひとりさま1点まで。
*店頭在庫もございます。あわせてご利用ください。
【配送について】
《第1期(5/20)ご注文された方》
*発送予定日6/1以降順次
*佐賀県嬉野市より発送となります。
《第2期再販(6/1〜)ご注文された方》
発送予定日6/20以降順次
*和多屋別荘からの発送となります。必ず送料をご確認ください。
*商品到着後に「発送済みメール」が届く、追跡番号検索ができないなど、遠隔地発送によるタイムラグが生じる場合がございます。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
BOOKS&TEA三服(書店)さん内に、小さな小さな『ペンギンミュージアム』ができました。
「このまま常設にできませんか?」
小原社長から、そんな、夢のようなお話いただいたのは昨年11月3日、『ペンギンアパートメント うれしの別荘』開催時のトークイベントでのことでした。
あまりにも斜め上すぎるお申し出に「ノリですか?」と、にわかには信じられず、しかしその後あれよあれよとお話は進み、悲願の常設展開催に向けてプロジェクトは動き始めたのです。
企画展の趣旨や規模、設計や施工、保険や警備、ミュージアムグッズのことなど、考えなくてはならないこと山のごとし。途中何度も「このままではちょっとマズい」と不安になる場面もありながら、しかし関係者みんなで根気よく、諦めることなく、大小さまざまな案件について議論を重ね、取り組んできました。
ここから年に4回(5月、8月、11月、2月)、企画展のテーマを新たにし、都度新作を加えながら、みなさまにペンギン作品を楽しんでいただけるよう、運営していくことになります。
新作『温泉ペンギン 五色の岩 和』
和多屋別荘といえば温泉。新作のテーマも迷うことなく温泉一択でした。けれど普通に温泉に入っているだけでは、和多屋別荘でなくても(どこの温泉でも)良い、ということになってしまいます。
決め手となったのは
「温泉以外で和多屋を語るなら五色幕が印象的でしょう」
という小原社長のひとこと
ならばと五色幕を連想させる五色の岩案が浮上、現在ご覧いただいている『温泉ペンギン 五色の岩』が完成したのです(説明するまでもないことですが、和多屋別荘さんに五色の岩はありません。ふつうのグレーです)。
8色ですがいいですか?
今回も担当してくださるのは私たちが長くシルクスクリーンをお願いしている小林史枝さん。
史枝さんは巷に溢れる「ちょっとズレるのが味」的なシルクスクリーン印刷は決して行いません。断固版ズレが起きぬよう、さかざきさんの原画イラストを0.01ミリ単位で修正してくださいます。
シルク印刷の場合、インクの調合も手作業です。気温や湿度、紙の質感による変化を加味し、手でかき混ぜながらの調色作業。「美術印刷」という、今はもうほとんど行われなくなった作業工程全てが、史枝さんの手に残されているのです。
先の描き下ろし作品『白ナマズの背にのって』も展示中です。風神雷神風に、左右2つの構図。白ナマズは嬉野の地を守る豊玉姫神社の神使。かつて大地震を鎮めたという伝説の白ナマズは現在、人を美しくする使命を以ておられるのだとか。
1950年(昭和25年)創業の和多屋別荘さん。2万坪にもおよぶ広大な敷地に[タワー館][花鳥苑][みやび館][温泉郷][水明荘]5つの棟があります。